人材育成の基本

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スタッフ育成の基本

サロンに限らず多くの会社で若い方の離職率が高い!と言われていますよね。誰もがうらやむ一流企業に入社できても1週間で辞めてしまった…ということも珍しくないとか。コンサルティングでのご相談も多い「スタッフの定着率を高めたい!」ひとり一人が強くなるスタッフ育成の基本についてお届けします。

(1)指示は否定語でなく、肯定語で。

実際には厳しいことや、難しいことを言っていなくても「否定語」で

  • 「これはだめです」
  • 「○○してはいけません」

と指示する言葉に「否定語」が多いと、スタッフは自分を否定された!と感じてしまいます。何かを積極的にしようという気持ちが弱くなったり…自信を無くしてしまいます。

  • 「これは、ここに置かないでください」ではなく
  • 「これは、○○に置いた方が△△な理由でいいよね」とか

考える力をつけてもらつために「これは、ここと○○とどちらに置いた方が良いと思う?」というように質問を投げかけるのもいいですよね。
日頃のスタッフへの指示は否定語を使っていませんか?

(2)仕事に対する夢と希望を持たせる

常に仕事に対する”夢と希望”を持たせる会話をすることです。

この仕事をすることで
将来どうなるのか?

このチカラをつけることで
どんな未来があるのか?
そんなことを熱く語る必要があります。

 

私は企業様からの依頼で研修を行う際に、受講者が必ず夢と希望を持てる話を必ず盛り込みます。例えば「カウンセリング営業」のスキルが身につくと…
■コミュニケーション
■ヒアリング
■イメージング
■プレゼンテーション
これらのチカラがつけることが可能。そして仕事・人間関係・人生・ライフスタイルがどう変化するのか?「100年Lifeを生きぬくためのチカラ!」になることを受講生とともに共有します。そこから研修をスタートさせることで「夢と希望」を感じながら積極的に参加したくなる準備をします。

人は自分から積極的に参加しようと思っていなければ、その場にいても参加していないのと同じですから…。

 

あなたの朝礼や会議、毎日の指示でスタッフは「夢や希望」を感じているでしょうか?ただ言われるから「やる」ではスタッフは成長しません。

(3)ほめる・考えさせるで自覚させる

最近、企業研修を行っていて特に感じるのが自分では考えず「答え」を知りたがる!ということです。パソコン・スマホが普及して自分で何か考えなくてもググれば何でも「答え」が出てくる時代。便利だけど…ドンドン考えなくなってきているなぁ~と少し危機感を感じています。いかがですか?

 

顧客ニーズが多様化する中答えは決して1つではありません。答えを教えることではなく答えを導くための考え方・ヒントを教え自分で考えさせる!

答えを言っちゃったほうが早い!かもしれませんが…そこはグッとがまんをして!!(笑)
そしてスタッフが出した「答え」がイマイチだったとしても…まずは、ほめる!
そして、またヒントを教える!
人を育てるって「忍耐」です。がんばりましょう!

(4)「仕事面」プラス「人間性」を育てる

スタッフを育成していく上で「仕事面」ばかりに期待するのではなく「人間性」の面から指導する!ここは重要なポイントです。仕事のスキルばかりを追いかけてもよい人材は育ちません。スタッフが個々の市場価値を上げることができるように、どこにいっても通用するように”人として大切にしたいこと”を根気よく伝えていくことです。

サロン独自の「フィロソフィー」(哲学)を1冊にまとめ、それをベースに教育することをおススメしています。価値観の共有できる強いチーム作りには必須です。コンサルティング相談で「フィロソフィー作成」のお手伝いもさせていただくことがありますが、求人や採用の段階から「フィロソフィー」としてまとめた要素を盛り込むことで効果を発揮しています。

(5)分かりやすく理解・納得させる指導

言いたいコトを言いたいように伝えるのではなく、
言いたいコトをスタッフの聞きたいように分かりやすく理解納得出来てすぐに行動できるように伝える!

ということがポイントです。
特に「スタッフが聞きたいように」ココは重要です。
例えば【営業研修】のご依頼の場合、参加者の方が営業力をバリバリつけたい!と思っていない場合も多いので(特に技術者や職人タイプの方)いきなり営業スキルを上げる話ではなく
・営業力ってどういうチカラなのか?
・営業力が身につくと、人生がどう変わるのか?というような話をできるだけ具体的にイメージがわくようにします。そうすると、自分に関係のある「聞きたい話」になるので前のめりに参加してもらえるんですよね。

 

「言ってるんだけど…」
「言っても言ってもやらない!」ではなくて

聞きたい話に変換しているか?理解・納得して行動できるように伝えているか?一度振り返ってみましょう。